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Vol.62 『リトル・ロマンス』

リトル・ロマンス観賞映画振り返りコラムもようやく20本目。まだまだ先は長いぞと。さて20回目は1979年公開の『リトル・ロマンス』。これはどこで観たのかなぁ。日比谷の映画館だったような気がするんですが……。
主演はこの映画がデビュー作となるダイアン・レインは当時14歳。そのかわいらしさもさることながら、演技力でも評価され、一躍人気者になりました。このころはテイタム・オニールやブルック・シールズといった若手女優の作品がわりと多く製作されていて、何か一つのジャンルのようにその女優名でPRをしていたような気がします。


ベニスのため息橋の下でサンセットキスをすると永遠の愛が得られるという言い伝えを聞き、パリで出会った少年とベニスに向かうという、ほのぼのとした青春ストーリー。いい悪いという話ではなく、誰もが通り過ぎる大人への途中という年代の微妙な気持ちの動きがよく表現されていた気がします。
思い返すと胸がキュンとするような、ちょっと甘酸っぱい感じ……。あぁ、こういう時代もあったなぁなどと思わずにやっとしてしまう、そんな感じでしょうか。そこにベニスというロケーション、サンセットというロマンチックは雰囲気に加え、とても純情なキスという行為……胸をかきむしりたくなるようななんとも言えない衝動にかられるのはきっと私だけではないはず(^_^;)
この映画にはローレンス・オリヴィエが出演しています。20世紀前半を代表する名優ですね。特に1940年前後の作品は多数のアカデミー賞にからむ作品が多く、オリヴィエ自身ノミネート9回という記録を持っています。このオリヴィエの役が若い二人を見守る老紳士という感じなのですが、とても自然ですばらしい。好々爺という言葉がありますが、まさにそんな感じ。
ダイアン・レインの演技もさることながら、ローレンス・オリヴィエが脇をきちんと固めてくれたからこそ、映画全体がしまったといっても過言ではないでしょう。
この映画の監督はジョージ・ロイ・ヒル。『明日に向かって撃て!』『スティング』と比べると異色なイメージがありますが、どこか哀愁の漂う叙情的な画面を撮るのはこの監督ならではですね。
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