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クリストファー・ノーラン SFアクション最新作『Inception』製作発表

クリストファー・ノーランとワーナー・ブラザース映画がSFアクション最新作『Inception』で再タッグ。
ノーランが自身のオリジナル脚本で監督を手がける予定。
カリフォルニア州、バーバンク――2009年2月12日――昨夏の大ヒット作『ダークナイト』の監督ならびに共同脚本を手がけて高い評価を得たクリストファー・ノーランが、ワーナー・ブラザース映画より新作『Inception』を製作する、と同社グループのジェフ・ロビノフ社長より発表された。
『Inception』は、ノーラン自身がオリジナル脚本を執筆し、心理構造にまつわる現代的な要素を盛り込んだSFアクション作品になるという。ノーランと彼の長年の製作パートナーで『ダークナイト』の製作にも名を連ねていたエマ・トーマスが製作を手掛ける。


『Inception』は今夏に制作に入り、公開は日米2010年夏を予定。
ロビノフは次のようにコメントしている。「クリストファー・ノーランは明確なビジョンを持ったフィルムメーカーであり、作品を生み出すごとに自身の水準を上げて続けている。今回、クリスとエマと共に、再びこの新作でタッグを組めることを心から喜んでいます」
ノーランは最近、『ダークナイト』でDGA(全米監督組合賞)にノミネートされたほか、ジョナサン・ノーラン、デイビッド・S・ゴイヤーと共にWGA(全米脚本家組合賞)、エマ・トーマス、チャールズ・ローベンと共にPGA(全米製作者組合賞)にノミネートされている。2008年7月にUS公開され世界各国で絶賛された『ダークナイト』では、あらゆる興行記録を塗り替え、年間最高興行収入ならびに、アメリカ国内で歴代第2位となる興行成績を記録した。
それ以前には、『プレステージ』(2006)で監督・共同脚本、アクションヒット作『バットマン ビギンズ』(2005)の監督・脚本、サスペンススリラー『インソムニア』(2002)の監督を担当。
『メメント』(2000)では、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、DGAの脚本賞にノミネートを果たしている。同作はさらに、インディペンデント・スピリット賞4部門(作品賞、監督賞、脚本賞を含む)を受賞している。