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『悲夢』2月7日(土)オダギリ ジョーほか舞台挨拶

映画『悲夢』初日舞台挨拶のご報告
2月7日(土)に映画『悲夢』(監督:キム・ギドク)の初日舞台挨拶を行いました。
主演のオダギリ ジョーと、韓国から駆け付けた共演のイ・ナヨンが登壇致しました。
以下、出演者のコメントとなります。
映画『悲夢』 初日舞台挨拶
日時:2月7日(土)11:50~12:10
会場:ヒューマントラストシネマ渋谷(改 アミューズCQN渋谷)
登壇者:オダギリ ジョー、イ・ナヨン


オダギリ ジョー(ジン役)
海外の監督とご一緒するのは初めてでしたが、気を遣って頂いて、とてもスムーズに気持ちよく撮影をすることができました。コミュニケーションは万国共通の「お酒」でした(笑)。
ギドク監督は、重量感のある作品を作る監督ですが、本当に「いい人」。顔も可愛いですし、いつもキャップを被っていて野球少年みたいな方です。撮影中、「嫌だ」と思ったことが無かったです。
イ・ナヨンさんはとても繊細。お互いに人見知りで、知らない人が見たら仲が悪いとしか思えないくらい離れて座ったりしていましたが、無理に仲良くなろうというのもなく、とても良い距離感でした。
ギドク監督は素晴らしい作品を作る監督。そんな監督の作品を日本語でも楽しめるので、1人でも多くの方に観て欲しいです。
イ・ナヨン(ラン役)
日本の皆さんに、舞台挨拶という形でお会いすることが初めてなので緊張していますが、たくさんの方に来ていただけてうれしいです。
オダギリさんは今まで出演されている作品を「いちファン」として観ていました。俳優として持つべき、良い緊張感を持っている方で、学ぶことが多く、とても勉強になりました。
『悲夢』は独特な内容と構成の作品ですが、韓国の美もたくさん詰まった作品です。色々なことを感じ取って欲しいです。
狂おしいほど切ない、愛しい人に出会う夢
別れた恋人を忘れられない男。
別れた恋人が憎くてたまらない女。
男は夜ごと、夢の中でかつての恋人と再会する。
男の夢に呼応するように、女はかつての恋人と現実のときを過ごす。
そして、男と女は出会った。
襲いくる夢の数々に、必死であらがうふたり。
彼らは悲しい運命を変えるため、静かに、激しい恋に落ちていく。
それがたとえ叶わぬ恋であっても───
主演のオダギリ ジョーにとって海外の監督との初タッグ作品となる『悲夢』は、オダギリが初めて挑んだ本格的な愛の物語。
別れた恋人の夢を見続ける男をオダギリ ジョーが、その男の夢の通りに行動する夢遊病の女を、韓国の実力派女優、イ・ナヨンが熱演。狂おしいほど切ない恋に落ち、運命に翻弄される男女を描いた悲恋劇となっている。
出演:オダギリ ジョー、イ・ナヨン、パク・チア、キム・テヒョン、チャン・ミヒ(特別出演)
脚本・監督:キム・ギドク
プロデューサー:ソン・ミョンチョル
撮影:キム・ギテ
照明:カン・ヨンチャン
録音:イム・デジ
美術:イ・ヒョンジュ
音楽:ジバク
衣装:マ・ヨンヒ
ヘアメイク:ジャンジン
製作:キム・ギドクフィルム
共同製作:スポンジ、スタイルジャム、鈍牛倶楽部
配給:スタイルジャム
宣伝:ミラクルヴォイス
2008/韓国/35mm/93min/アメリカンヴィスタ/ドルビーSRD/カラー/PG-12
©2008 KIM KI DUK FILM All Rights Reserved
『悲夢』
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷(アミューズCQN改め)ほか全国にて公開中