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『シャーロック・ホームズ(原題)』ロンドンで撮影開始

ロバート・ダウニーJr.がホームズに扮するほか、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング、ケリー・ライリーが出演
ワーナー・ブラザース映画とビレッジ・ロードショー・ピクチャーズは、異才ガイ・リッチー監督によるアクション・アドベンチャー・ミステリー『シャーロック・ホームズ(原題)』の撮影をロケ地のロンドンで開始する。
ロバート・ダウニーJr.が伝説の名探偵にまったく新しい形で生命を吹き込み、ジュード・ロウがホームズの腹心であり、強力な支持者である医師で退役軍人のワトソンに扮する。ホームズに勝った唯一人の女性であり、名探偵と激しい対立関係をもち続けたアイリーン・アドラーを演じるのはレイチェル・マクアダムス。そして、マーク・ストロングがホームズとワトソンの謎の敵ブラックウッドを演じ、ケリー・ライリーがワトソンの恋人メアリーを演じる。


サー・アーサー・コナン・ドイル作の古典にインスピレーションを受けた、ライオネル・ウィグラムによるオリジナル・ストーリー/コミック・ブックに基づき、ジョエル・シルバー、ライオネル・ウィグラム、スーザン・ダウニー、ダン・リンが製作。スティーブ・クラーク=ホールとブルース・バーマンが製作総指揮を務める。
コナン・ドイル作の有名なキャラクターを斬新かつダイナミックに描く本作では、ホームズは忠実な相棒ワトソンと新たな難事件に挑む。その知性と同様にケタ外れに高い戦闘能力を披露するホームズは、新たな宿敵を倒すために、そして、国を崩壊させ得る恐るべき陰謀を暴くために、これまで見せたことのない激しい闘いを繰り広げる。
ガイ・リッチーの最新公開作は、監督・製作、脚本を担当したアクション・コメディー『ロックンローラ(原題)』で、イギリスでは初登場第1位を記録。アメリカでは10月8日に限定公開後、同31日に全米拡大公開される予定。リッチーはこれまで、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』『リボルバー』などで監督・脚本を務めている。
ロバート・ダウニーJr.は今年の夏、『アイアンマン』が大ヒットし、コメディー『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』もスマッシュ・ヒット。チャーリー・チャップリンを演じた『チャーリー』では主演男優賞部門でアカデミー賞ノミネートと、英アカデミー(BAFTA)賞を獲得し、近年の出演作には『グッドナイト&グッドラック』『ゾディアック』などがある。本作は、『ゴシカ』、数々の映画賞に輝いた『キスキス,バンバン』に続くプロデューサーのジョエル・シルバーとの3作目のプロジェクト。また、伝記ドラマ『The Soloist』の全米公開も控えている。
ジュード・ロウは、アンソニー・ミンゲラ監督作『リプリー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、BAFTA賞を受賞。同じくミンゲラ作品『コールドマウンテン』では主演男優賞部門で二度目のアカデミー賞、BAFTA賞ノミネートを獲得した。2007年にはケネス・ブラナー監督の『スルース』に主演。今後の公開作には、『Repossession Mambo』、テリー・ギリアム監督の『The Imaginarium of Doctor Parnassus』などがある。
インディペンデント映画『The Lucky Ones』が全米公開されたばかりレイチェル・マクアダムスは、『ミーン・ガールズ』『きみに読む物語』『ウェディング・クラッシャーズ』『パニック・フライト』『幸せのポートレート』などに出演。今後公開予定の『The Time Traveler’s Wife』『State of Play』にも主演している。
マーク・ストロングは、リッチー監督のインディペンデント映画『リボルバー』に続き、『ロックンローラ(原題)』に出演。公開間近のリドリー・スコット監督の待望のアクション・ドラマ『ワールド・オブ・ライズ』にも出演している。BBC放映の犯罪ドラマ・シリーズ「The Long Firm」では、BAFTA TV賞主演男優賞にノミネートされた。
そして、『プライドと偏見』『ヘンダーソン夫人の贈り物』で高い評価を受けたケリー・ライリーは、後者で、ロンドン映画批評家協会賞新人賞を獲得し、英インディペンデント映画賞助演女優賞にノミネートされた。
『シャーロック・ホームズ(原題)』は、ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・カンパニーのワーナー・ブラザース映画が全世界で配給、一部地域ではビレッジ・ロードショーにより配給される。日本公開は2009年冬予定。