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Vol.24 『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナルカウントダウン』

いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん!?TOHOシネマズ市川にて『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナルカウントダウン』観賞。『仮面ライダー電王』の劇場版第3弾。前作の前作『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』(以下『電キバ』)のときも最後といってましたが、半年で新作ができるあたり、人気の高さを伺わせます。
前作『電キバ』がお祭り騒ぎの番外編であったのに対し、今作はTVシリーズの雰囲気を伝えつつ、幽霊列車などのミステリアスな要素を加え、1本の長編ドラマとして完成されたシナリオになっています。イマジンたちの特性をうまく使いながら、新しいキャラクターとのからみも違和感なく、いい意味で電王ワールドを拡張させたという感じでしょうか。


今回、主役である良太郎が敵となるイマジンに憑依されてしまっているため、話はモモタロスらイマジン4人を中心として進むわけですが、これってすごいなと思いますね。着ぐるみのキャラクターを中心として話が展開する映画。もちろんスーツアクターや声優さんたちの演技力があって初めて成り立つわけですが、それ以上にスクリーンから伝わってくるものがあります。口も目も動かないマスクなのに、そのキャラクターの心情が伝わってくるというか。
アメリカ映画などでも『スターウォーズ』のヨーダのようにマペットを用いることはありますが、顔の内部に表情を作るための様々な仕掛けを施して演技させています。それに比べて仮面ライダーなどで使われる怪人などは顔の表情を動かすわけでもないのに気持ちなどが伝わってくる。良太郎の孫・幸太郎を見守るテディとか、良太郎とやり取りをするモモタロスとか、その気持ちが伝わるんですよね。
これはTVシリーズのときから思っていたのですが、イマジンのキャラクターの造型にスーツアクター・声優の演技、それに加えてカメラワーク・照明などでそれを作っているのだなぁと。なんていうか、能面の感情表現に近いところがあるんじゃないでしょうか。これは外国映画にはできないことですね。
さて、ライダーといえばアクションですが、今回は冒頭からアクションシーンの連続。最後の戦いではかなり長回しをしたようで、スーツアクターがたいへんだったそうです。倒れそうになっていたとか……しかしそういう気配を感じることがない、キレのあるアクションが続くので、けっこう見応えがありました。時代劇の殺陣を見ているような雰囲気と言えばいいでしょうか。
舞台が江戸時代ということで、電王が馬に乗るシーンもあるのですが、仮面ライダーって馬に乗っても様になるんですよねぇ。響鬼の映画でもそういうシーンがありましたが、TVシリーズでも1号ライダーが馬に乗ったことがあって、かっこいいなぁと思った記憶があります。確かセミミンガの回じゃなかったかな。普段バイクに乗っているライダーが馬に乗るというシチュエーションがいいんですよねぇ……って電王はあまりバイクに乗りませんが(^_^;)
今回驚いたのは客層。『電キバ』のときはこうじゃなかったような気がするんですが、女子高生と思われる観客がかなりいました。子ども連れもいないことはないんですが、そちらのほうが目立つというか。それも、どうもジークを気に入っている人が多いらしく、ジークが登場すると客席がざわっという感じになるんです。王子様キャラだからですかね。
それはともかく、作品としては、TVシリーズを楽しめた人にはぜひというところでしょうか。特に、最後に7人のライダーが並ぶシーンはぐっとくるものがあります。


CLIMAX-D 仮面ライダー電王 ジークイマジン
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starsプリンス降臨、満を持しすぎて(笑)

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