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Vol.22 『仮面ライダー対じごく大使』

仮面ライダー THE MOVIE VOL.1観賞映画振り返りコラムの2回目は『仮面ライダー対じごく大使』。1980年代に入るとかなり傾向が変わってくるのですが、1970年代前半に観た映画なので、特撮映画やアニメ映画ばかりが続きます……って今もあまり変わりないか(^_^;)
第1話の放送開始からどっぷりはまっていた仮面ライダー。この頃一大ブームを巻き起こしていたわけですが、周りに聞いてもたいがい途中からという人が多かったですね。まだビデオなどがある時代ではなく、放送を見逃したら再放送がない限り観られない、そういう時代でした。


この映画は劇場版第3作に当たる作品。本当は第2作の『仮面ライダー対ショッカー』がとても観たかったのですが連れていってもらえず、初めて映画館で観たのがこの作品になります。第2作はなぜ観たかったかといえばテレビに登場しなかったザンジオーという怪人が観たかったため。後に再生怪人としてテレビに登場しましたが、観たことがないオリジナル怪人が出ているというのがポイントが高かった。
それに比べて今作は、公開直前にメインの怪人であるカミキリキッドがテレビに登場してしまい、その点で劇場オリジナルでなくなってしまったのが新鮮味に欠けてしまいました。まあ、ザンジオーもカミキリキッドも、とてもデザインは気に入っている怪人なんですけどね。
この映画は1972年7月16日に公開された映画なのですが、なぜか私は7月15日に観ています。場所は丸の内東映。なぜ公開前日に観たとはっきり言えるかというと、帰宅後の弟との会話。なんらかの理由で弟を連れて行けなかったのです。そして映画を見終わって帰宅したら弟が「もっと早く帰ってくればよかったのに。今日、死神博士が怪人になって戦ったんだよ!」と自慢気に言っていたのです。
えっ死神博士が!というショックはあったものの、弟を置いて映画を観たという良心の呵責もあって、非常に複雑な思いだったのを覚えています。この死神博士の最後の回の放送日が7月15日なわけです。どういう経緯なのだかわからないんですが、そういえば映画館を出てきたときに父親が「これだったら弟も連れてきてもだいじょぶだった」というようなことを言っていました。特別興行か何かだったんですかねぇ。
さきほども書きましたがビデオなどはない時代。死神博士がその正体であるイカデビルに変身してライダーと戦った第68話「死神博士恐怖の正体?」は、この映画を観たおかげでかなり後になって観ることになったのでした……。
死神博士といえばその映像を使って天本英世さんが『仮面ライダー THE FIRST』にデジタル出演していたのはうれしかったですね。当時のショッカー幹部の不気味な印象が頭の中で蘇りましたね。


仮面ライダー THE FIRST
仮面ライダー THE FIRST 石ノ森章太郎 井上敏樹

おすすめ平均
stars風の使者「仮面ライダー」
starsライダーの衣装とバイク、立ち回りは合格。脚本は悲しくなるような出来。日本映画のレベルはいつになったら成長するのか。
stars目の肥えた中年仮面ライダーファンにはツッコミどころ満載の作品!
stars私は好きです。
stars大人向けの仮面ライダー

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