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Vol.17 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』

インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国 スペシャルコレクターズ・エディション『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を観賞。19年振りとなる第4作ということで、当然のように先行ロードショーに行ったわけですが……なんだろう、この脱力感。映画としてはもちろんおもしろいんですが、あれ? なんの映画を観にきたんだっけ?という感じ。
前3作から時代が流れて1950年代に舞台を移し、今度の敵はソ連軍。マヤの秘宝クリスタル・スカルをめぐって縦横無尽の大活躍……なんですが、


まず、予告などで映像流しすぎ。このシリーズは冒頭に小冒険があって、その後大冒険が待っているストーリー展開が定番ですが、今回はその小冒険の部分がほとんど予告などで観たシーンばかり。どんなに情報をシャットアウトしてても、予告ぐらいは目に入ってきますから、もうちょっと予告の作り方を考えてほしいなぁ。
他にも、パンフレットなんかラストシーンまで全部ストーリーが書いてありますしね。私は映画観終わるまでパンフレット見ないのでいいんですが、ああいうことはやめてほしい。なぜ映画を観る前に目に入るものでネタバレするのか。あれだけ箝口令を敷いて秘密裏に進めていた映画なのに、何考えてるんでしょうねぇ。
で、本編のほうですが、どうもハラハラ感が足りないというか、安心して観てしまっている自分がいるというか。ハリソン・フォードは年齢を感じさせないアクションをやってましたし、スピルバーグの演出ももうしぶんないんですけど、映像のリアル感というか、高低差などを感じられなかった。だから、危ない!というふうに思えない。
なにか、合成とかそういうものに違和感があるんですよね。距離のあるはずの水が、どう観てもすぐそばにあるようにしか見えず、ものすごい面積のはずなのに水たまりとか池レベルの広さにしか感じない。光の反射の入れ方に計算間違いがあるんじゃないか?って気がしました。そういう感じでアクションシーンも現実感が薄れた映像になっていたのかなぁ。
まあ、冒頭のシーンは第1作の『レイダース 失われたアーク』のラストシーンを想像させ、BGMも第1作のスコアを使っていたりしますし、テレビシリーズのヤングインディのエピソードが語られたり、マリオンの登場第一声がやはり第1作でインディアナ・ジョーンズと初めて対面したときとまったく同じイントネーションだったりと、これまでのシリーズを観てきた人は想わずにやりとするようなシーンは随所にあるんですが、見終わってみるとそれが楽屋落ちのような雰囲気がしなくもないというのはちょっとうがった見方ですかねぇ。
インディアナ・ジョーンズの物語の番外編を見せられたような、そんな感じがしています。ひょっとして違う映画観てしまったかなぁ? 今日、もう一度観て確認してみることにします。


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