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『Gのレコンギスタ』最終話で「役を作りすぎ」な新人声優デビュー

2014年10月より放送を開始したTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』がいよいよ今週で最終回を迎えます。本作品は1979年4月に放送を開始し、現在35周年イヤーを迎えている『機動戦士ガンダム』の総監督・富野由悠季総が10年ぶりに描いたガンダムの新作TVシリーズです。
最終回(第26話「大地に立つ」)では、宇宙よりエネルギーを供給されて生き延びている地球に、金星からのレコンギスタ作戦(帰還作戦)が開始され、ついに武力衝突。主人公・ベルリは人類の争いを治めるために、親の遺産でもあるモビルスーツ“G-セルフ”を操り孤軍奮闘するストーリーの結末が描かれます。
始まってしまった争いの行き先は? 果たしてベルリ達の運命は?

ガンダム Gのレコンギスタ


また、最終回ならではの見どころの一つとして、総監督・富野由悠季が声優・井荻翼として初参加をしています。収録はレギュラー陣のアフレコ終了後に、富野総監督がトリをつとめる形で、キャスト全員に見守られながら敢行。
最終回の担当演出を務めた松尾衡氏からは「役を作りすぎ」と総監督に対してリテイクを出し笑いをとる一場面などあり、最終回に相応しい和やかで楽しい雰囲気の中行われました。
●第26話(最終回)「大地に立つ」 放送スケジュール予定
MBS:3月26日(木)26:25~(36分繰り下げ)
TBS:3月27日(金)26:30~(35分繰り下げ)
CBC:3月27日(金)27:09~(32分繰り下げ)
BS-TBS:3月28日(土)24:00~
※その他、dアニメストア、バンダイチャンネルほかにて随時配信予定
富野由悠季●「ラストシーンの意味」 原作・総監督 富野由悠季
ガンダムを使って脱ガンダムをするというテーマを自分の中に据え置きながらも、それができたのは“戦争の起源”を考えたからです。戦場で生き死にをしなければならなくなった兵士やパイロットたちは、お互いに憎悪はありません。戦争が起こり、そのような局面に直面せざるを得なかったから、戦ったにすぎないのです。
ですから、兵器という殺しの道具や戦場そのものがなくなってしまえば、一人のパイロットも普通の人になります。それは古今東西の戦場の真理です。
ですから、なぜ戦争が起こるのかといえば、その背景に政治や経済の問題があるからなのです。政治家たちの考え方次第ともいえるのです。そして今回の戦争は、大規模なテロであったのかも知れないのです。このような考え方を知って欲しい、と、次の世代の少年少女たちに申し伝えたいのです。
『ガンダム Gのレコンギスタ』公式サイト:www.g-reco.net
©創通・サンライズ・MBS
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