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アレハンドロ・ホドロフスキー監督キックスターターで新作映画資金集め

エンドレス・ポエトリー『エル・トポ』、『ホーリー・マウンテン』のアレハンドロ・ホドロフスキー監督が、自伝を元に2013年に製作した『リアリティのダンス』の続編ともいえる『エンドレス・ポエトリー』の製作をこの夏開始します。
その製作発表と資金の一部をキックスターターで募ることが、昨日(日本時間2月15日 23時~)監督自らインターネットを通じライブで全世界に向けて発信されました。
昨日の製作発表で、ホドロフスキーはこんなことを語りました。
「人生の美しさを発見するため、我々は“ポエティカル・アクション”を起こさねばなりません」


本作の製作資金の一部を、クラウンドファンディングの代名詞と言えるアメリカのキックスターターで、2月15日より集めます。ホドロフスキー監督の“世の中のすべてのお金は詩に換えられるべきだ”という考えから、本プロジェクトではその交換を行います。寄与していただく金額を、それと同額のホドロフスキーの「ポエティックマネー」(DINERO POETICO)と両替し、お返しするという奇想天外な方法で資金を集めます。
エンドレス・ポエトリーポエティックマネーは【1】【10】【100】の3種類が存在し、絵柄もそれぞれ2種類あります。お札にはホドロフスキーのお金に関する詩が、一種類につき1つ記載されています。さらに1000ドル以上を寄付していただきますと、ホドロフスキーの「ポエティックチェック」が発行されるという仕組みになっています。
その他にもプレミア試写会への招待券やエンドクレジットでの名前の記載など金額に応じ様々な特典がつきます。
ファンドは3月22日までの35日間行われ、目標額は35万ドルです。
日本版キックスターター:http://www.poesiasinfin.com/kickstarter/ja.php
©Alejandro Jodorowsky & Pascale Montandon-Jodorowsky
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