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Vol.214 『るろうに剣心 京都大火編』

TOHOシネマズ錦糸町にて『るろうに剣心 京都大火編』を観賞。2年前に公開された『るろうに剣心』の続編で、2部作による完結編。
原作コミックでもっとも人気のある京都編を実写映画化しているわけですが、前作のときに一つの作品として仕上げるために盛り込んだエピソード、省いたエピソードなどがこの京都編にもからむため、そのあたりのまとめ方が気になっていました。しかし、そのあたりの破綻のない脚本となっていて、原作ファンもこれなら納得するストーリーになっています。

るろうに剣心


とはいえ、あの長い京都編をすべて盛り込めるわけはなく、省かれたエピソードがかなりあったのと、登場キャラクターの退場や、終盤の展開が原作とは異なるため、次の『伝説の最期編』でどうまとめるのかが楽しみです。
続編映画というと、前作ありきで話が進むため、その作品だけではわからない部分が出てくることが多いわけですが、本作はそのような点は少ないように感じます。もちろん、多少はありますが、本作から観ても問題ないレベルではないでしょうか。
それにしてもアクションシーンがすごいです。前作の殺陣もすごかったですが、今回はそれをさらに超えています。ワイヤーアクションもありますが、それほど多いわけではなく、たまに挟み込まれる程度で、基本は生身のぶつかり合い。新月村や京都で志々雄の手下たちをばったばったと切るシーンは迫力満点。これまでの時代劇の常識を超えたアクションになっています。

るろうに剣心

アクションといえば、翁(田中泯さん)と蒼紫(伊勢谷友介さん)の戦いもすごかった。こんな渋い組み合わせの殺陣で、ものすごいスピード感と迫力。通好みの名シーンになっていたと思います。田中さんはもう70歳近いお年なのに、あの切れのある動きはほんとにすごいです。
動きといえば神木隆之介さんは、まさに瀬田宗次郎そのままのイメージでした。役が決まる前から練習していたというほどの入れ込み具合だったそうですが、コミックに出てくる宗次郎がそのまま目の前に出てきた雰囲気でしたねぇ。

るろうに剣心

新しい登場人物がそれだけパワーアップしていることもあり、剣心自身もさらに過酷なアクションを強いられてましたね。佐藤健さんの剣心は、前作でも、これほどふさわしい俳優はないだろうと感じましたが、今回改めてその姿を観たとき、ほんとにはまり役だと思いました。
これまで佐藤さんのドラマ・映画は数々観ましたが、新月村で志々雄真実と初めて対峙したときの表情はすごくかっこよかったです。佐藤健史上最高の佐藤健でした。何言ってるのかわからないかも知れませんがw
話としては、2部作に分けたとはいえ、入れるべき要素がたくさんあるので2時間20分近い尺となっていますが、最初から最後まであっという間に終わる感じでした。長いとか、まだ終わらないのかというようなことを考える間もなく終わり、ここで終わるのかぁ、続きが早く観たいと思わせる終わり方になっています。

るろうに剣心

次作はいよいよ四乃森蒼紫、志々雄真実との対決になるわけで、本作を超える激闘が観られるのはもう決定事項と言っていいですし、否が応にも期待が高まります。○部作といって半年とか1年とか待たされずに、来月観られるというのがうれしいですね。『伝説の最期編』がほんとに楽しみです。
あっ、書き忘れました。アンク(三浦涼介さん)が出演してること、まったく気にとめてなかったので、刀狩りの張が登場したとき、思わず「おぉ!」と思ってしまいました。なぜあんなに金髪が似合うんでしょうねw
『るろうに剣心 京都大火編』は、全国ロードショー中です。

(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心京都大火/伝説の最期」製作委員会
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